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果物と野菜の美容効果を実感 #:211 2016.01.19更新 <監修: 医学博士 長野美根>

体にいい水分のとり方は


猛暑の夏はなかなか終わりません。年々熱中症で救急搬送される人が増えていて、適切な冷房の利用や、水分を十分にとることが連日呼びかけられていますね。私たちは無意識に喉が渇けば水分をとっています。喉が渇くのは、体の中の水が足りない赤信号でもあります。しかし、体調や加齢に伴って、この信号が出にくくなることがあるのです。うっかりしていると水分不足で熱中症に。それでは一日にどれくらいの水を飲めばいいのでしょう。また水分を補給するのに最適なタイミングはいつなのでしょうか。健康を維持するための効果的な水の飲み方を知っていれば、猛暑を乗り切ることはもちろん、一年中の健康管理に役立てることができます。

効果的な水の取り方を知っていますか?

健康を維持するためには、1日に汗や尿で失う約2,5~3リットルの水を日々補給する必要があります。しかし食べ物の中に含まれる水分や、体内の代謝の過程で作られる水分もあるので、飲み物としては、平均して毎日約1,5リットルの飲み水をとることをめやすにするとよいと言われています。もちろん暑い夏や運動などで汗を流したときは、それだけ余分に水分が必要になります。それでは1回に飲む水の量はどのくらいが適当なのでしょうか。
 効率のよい吸収には、1回にコップ1杯の約200mlまでが適当です。それ以上を一気飲みしても、吸収されずに排泄されてしまいがち。また常温に近い水をゆっくり飲むほうが効果的に吸収されるでしょう。冷たすぎる水は喉ごしがよいのでつい飲みすぎて、内蔵まで冷やしてしまい、体に負担がかかってしまいます。

タイミングよく飲む習慣をつけましょう。

タイミングよく飲む習慣をつけましょう。

水は少なくても1日に5~6回は飲みたいもの。飲むタイミングは、起床時や外出の前、食事、運動、入浴や就寝など、汗をかくような行動の前後が適しています。汗をかく前に、十分な量の水分を体内にたくわえておき、汗をかいた後には失った分を補給するのが理想です。体が水を欲しがっているタイミングを逃さぬよう、普段から習慣づけたいものです。
 運動で大量の汗を流したときは、水よりもスポーツ飲料が最適です。水分とともに汗で失ったナトリウム、カルシウム、カリウムなどのミネラルを同時に補えます。またお酒も、いきなり冷たいビールなどで喉をうるおすのではなく、あらかじめ常温の水やミネラルウォーターで渇きをうるおしておきます。そうすれば、飲酒量も自然と減り、胃と肝臓への負担も少なくてすみます。毎日の水の飲み方をもう一度チェックして、健康づくりに役立てましょう。