\美容/

美容

果物と野菜の美容効果を実感 #:184 2014.04.08更新 <監修: 医学博士 長野美根>

たっぷり睡眠で美肌をゲット!

仕事や趣味などのため、時間がいくらあっても足りない現代人。つい睡眠時間を削ってしまい、寝不足になりがちです。「たっぷり寝たから、今日はお化粧ののりがいいわ」と単純に喜んでいるあなた。睡眠と美肌の関係をもう一度確認してみましょう。

細胞の再生こそがキレイの決め手です

私たちの肌は一定のサイクルで古い細胞が捨てられて、新しい細胞が生まれるということを繰り返しています。この生まれ変わりに大きく関わっているのが成長ホルモン。脳下垂体で生成される成長ホルモンは、美肌作りにつながる細胞の再生、修復を活発にさせる働きをしているのです。
 成長ホルモンは睡眠中に多く分泌されるのですが、寝入って間もない深い眠りの間に一気に分泌されるという特性があります。一般に午後11時から午前1時頃までの睡眠は「ゴールデンスリープ」と呼ばれていて、この間成長ホルモンが活発に働き、細胞の修復や再生が盛んに行われます。つまりこの時間にしっかり睡眠をとることが、美肌作りに欠かせないといわれています。ですから寝不足が続いて細胞の再生がうまくいかないと、健康な細胞が減ってしまい、いくら高価な美肌コスメを使っても、効果が行き届きません。
 実は睡眠不足や、眠りの質が悪いからといって、一日の成長ホルモンの総分泌量にそれほど違いはないのです。ただしその場合は、少量ずつダラダラと分泌するので効率が悪く、細胞の再生が不活発になると考えられています。成長ホルモンにしっかり働いてもらい、美肌を作るためには、睡眠のタイミングを意識して、ぐっすり眠ることがたいせつというわけです。

ゴールデンスリープはダイエットにも効果的!

成長ホルモンには、美肌作りの他にも体脂肪の分解や、筋肉の修復、免疫力のアップなどいろいろな働きがあります。つまり効率よく分泌させれば、眠っている間もダイエットの後押し効果が期待できるのです。そもそも夜更かしをせずにゴールデンスリープをゲットすることは、早寝早起きの規則正しい生活につながります。これは夜更かしに伴う遅い食事や間食、肥満の原因となる朝食抜きの生活を遠ざけることにもなるので、理想のダイエット生活への近道にもなります。

不眠を解消するライフスタイルは

不眠を解消するライフスタイルは

女子のなかには、肌に悪いとわかっていても、ストレスでなかなか寝つけないという悩みがある人も多いようです。寝付きが悪いときは、無理に寝ようとしないで、明るすぎない場所で好きな音楽を聴くなど、 いったんリラックスしてみましょう。ただしテレビや携帯、パソコンの画面を見ると、その光で脳が覚醒してしまうのでタブーです。しかし寝室は真っ暗よりも、間接照明などの、ほのかな明かりがあったほうが、心が落ちつくでしょう。
 夕食は就寝の2~3時間前まで、入浴は1~2時間前までに。寝酒は睡眠の質が落ちるので控えます。飲むならカフェインなしの温かな飲み物やホットミルクをどうぞ。また空腹過ぎて眠れないときは、カロリーも控えめなバナナがおすすめです。食べるのを我慢して睡眠不足になるよりは、ダイエットのためにも賢い選択です。日頃の睡眠不足を解消しようと、休日に朝寝坊をするのもよくありません。体内時計は朝にリセットされるので、毎朝の起きる時間は揃えたほうがリズムが狂いません。朝は太陽の光をいっぱいに浴びて目覚めましょう。質のよい睡眠はなによりのアンチエイジング。ぐっすり眠って美肌をゲットしましょう。