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ライフスタイル

果物と野菜を中心とした生活を #:169 2013.06.04更新 <監修: 医学博士 長野美根>

人気のパンケーキにはフルーツを

街角の行列の先は、今大ブームのパンケーキ屋さん。アメリカ、イギリス、オーストラリアなどの有名パンケーキショップが海外から続々と日本に上陸しています。ところでこのパンケーキですが、よく論争の種になるのがホットケーキとの違いです。どちらも小麦粉に卵、ベーキングパウダーなどを加え、砂糖や牛乳、水などを混ぜてフライパンで両面を焼いたもの。基本の製法は同じはずなのにその違いはどこにあるのでしょうか。
 しかしこの見解は実にバラバラ。いちばんポピュラーな意見は、パンケーキは薄くて甘くなく、ホットケーキは厚くて甘いというもの。もともと英語圏ではこれをパンケーキと呼んでいて、イギリス流のものはベーキングパウダーや砂糖を使わないクレープ状が多いとか。一方ホットケーキは日本の食品メーカーが命名した和製英語であるとの説が濃厚。それがデパートの食堂のメニューになったり、便利なホットケーキミックスなどの商品になり、人気が高まって名称も定着してきたというものです。
 美味しければ呼び名なんて気にしませんが、確かにホットケーキはバターとメープルシロップをたくさんかけて、おやつで楽しむイメージですが、薄くて甘味を押さえたパンケーキは、トッピングの幅も広く、おやつ系、食事系と色々に楽しまれていますね。

どうしてこんなに人気があるの?

大人気の秘密は「朝食カルチャー」にあると専門家たちは分析しています。サラリーマンたちの朝活なども話題になっていますが、元気な朝に充実した朝食をとるというのも新しいライフスタイル。色とりどりのフルーツに生クリームやメープルシロップをかけたハワイアン風や、チーズや卵、ソーセージをガッツリのせた食事系など、パンケーキならトッピングしだいで好みの朝食になります。
 しかしこれが単なるブームなのか、定着していくのかはまだ未知数。このところの食のトレンドのキーワードは「懐かしさ」だとも言われています。確かにパティシエ達が繊細さを競うスイーツよりも、ドーナツやバームクーヘン、ロールケーキといった、どこか懐かしさのあるものが注目されていますね。昔、ママに作ってもらったホットケーキを思い出させるパンケーキ。なるほど、どこか懐かしさも感じます。

お店気分を出すには、たっぷりのフルーツを

お店気分を出すには、たっぷりのフルーツを

行列に並んで食べる達成感も魅力ですが、わが家でパンケーキを手作りしてみませんか。お料理が苦手な人でも手軽に焼けるパンケーキミックスがいろいろ出回っています。手作りなら量をもてあますこともないし、オリジナルのアレンジもできます。牛乳を豆乳やスキムミルクに変えてヘルシーにしたり、きな粉や黒糖を入れて和風にしたりとアイデアしだい。「懐かしさ」たっぷりの手作りパンケーキになりますよ。
 お店気分を出したいなら色とりどりのフルーツをお花畑のようにちりばめてください。パンケーキにはどんなフルーツも合いますが、あまり水分の多くない苺やバナナ、パイナップル、ベリー類は使いやすいのでおすすめです。フルーツは赤、黄色、紫など色のバランスを考えて組み合わせ、食べやすい大きさに切ってのせるのがコツ。フルーツソースやジャムを添えてもいいですね。粉糖をふってミントをのせれば、お店気分のパンケーキが完成します。