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果物と野菜を中心とした生活を #:174 2013.08.20更新 <監修: 医学博士 長野美根>

サラダスピナーの実力

野菜は温野菜にしたほうがカサが減るので、たっぷりと食べられます。でも夏は生野菜ならではのパリパリとした歯ざわりと清涼感も捨てがたいもの。葉野菜をふんだんに使ったグリーンサラダはみずみずしさと見た目のさわやかさで夏の食卓にぴったりです。

野菜の水切りが極上サラダを作る決め手に

野菜の水切りが極上サラダを作る決め手に

おいしい生野菜サラダを作るためには、野菜の鮮度や組み合わせ方、ドレッシングの味などにもこだわりたいもの。でもいちばん重要なのは、生野菜の水分が十分切れていることなのです。野菜そのものは十分にみずみずしくても、洗ったあとの水分はいっさい残さないのがルール。余分な水が残っているとせっかくの野菜が水っぽくなって、本来の美味しさが味わえません。また水が切れていると、ドレッシンクのからみが良くなり、味も薄まりません。野菜の水切りがしっかりできるがどうかで、サラダのおいしさに格段の差が出るのです。昔はこの野菜の水切りにとても苦労をしていました。大きな布巾に包んでぶんぶん振り回したり、1枚1枚葉野菜を拭いたりと大変な手間でした。それを救ってくれたのがこの「サラダスピナー」の出現です。

サラダスピナーを使いこなしましょう

サラダスピナーは、国内外でいろいろな製品が出回っていますが、基本的な構造は同じです。二重になった容器の内側がざるになっていて、ふたをしてつまみなどを回したり、押したりすると、野菜の入ったざるが中で回転します。同時に水分が外側の容器との間に落ちてたまるというわけです。つまり遠心力を利用して、野菜の脱水をするのがサラダスピナー。グルグルと回すだけで、野菜は見事なくらいに水切りできます。いちいち葉っぱを拭く作業はもう必要ありません。水切りかごとボウルが重なっているようなものなので、かごはざる代わりに使え、野菜洗いから水切りまで、これ一つでOKです。
 レタスなどの葉野菜は、葉を1枚ずつはがした状態でかごの中に入れましょう。水を切った後で食べやすく切ったほうが、野菜そのもののみずみずしさが保てるうえ、ビタミンCの流出も防げます。

いろいろな料理の下ごしらえにも重宝します

いろいろな料理の下ごしらえにも重宝します

生野菜だけでなく、ゆでたほうれん草やブロッコリーも、スピナーで水切りしてからあえ物にすると歯ざわりがしゃっきりとします。あえ衣もよくからむようになるので、少しの味つけでも美味しく食べられ、塩分をおさえることもできます。また野菜炒めや野菜の天ぷらなどの下ごしらえに使えば、油はねの心配も少なくなります。このようにサラダ以外にもいろいろと役立ちます。
 なんとなく買わずにいた、買ったけれどしまい込んでいるという方も、ぜひこの機会にサラダスピナーをを使いこなしてみてください。夏は生野菜のおいしい季節、レタスをはじめ、セロリにキュウリ、ハーブ野菜などをミックスすれば、おしゃれなサラダの出来上がり。そこにゆでブロッコリーとグリーンアスパラを加えてボリュームを出し、赤や黄色のパプリカをトッピングすれば完璧です。スピナーを使って、おいしさもビタミンもたっぷりの夏サラダを楽しみましょう。