\食育と栄養学/

食育と栄養学

正しい知識でこれからの毎日を楽しく #:216 2016.03.19更新 <監修: 医学博士 長野美根>

スープで野菜不足を解消しましょう

スープとは洋風の汁物です。汁が澄んでいたり、とろみがあったり、冷たいものや温かいもの、具のないものや具だくさんのものなど、いろいろな種類があるのですが、私たちは、それらを総称してスープと呼んでいます。世界各国には、それぞれのお国柄や特産品を使った伝統のスープメニューがあります。そうしたなかには、日本の家庭料理としてアレンジされて、すっかり定着したメニューもたくさんあります。

ところで、「世界三大スープ」といわれるものをご存じでしょうか。実はこれには諸説あり、「ロシアのボルシチ」「中国のフカヒレスープ」「タイのトムヤムクン」「フランスのブイヤベース」の4つのうち、3つを組み合わせて、それぞれ三大スープとする異なった意見があるようです。どれもよく知られているスープですが、専門店の技や、高級食材を使った本格的な味は、多くのグルメたちに愛されています。

家庭では身近なスープの素を上手に使いましょう!

毎日の食卓、なかでも寒い冬の夜にいただきたいのは、身近な食材を使った具だくさんの熱々スープです。新鮮な野菜をたっぷりと入れた、熱々のスープは体を温めてくれます。本格的なスープストックをとらなくても、今は手軽なスープの素がたくさん出回っているので、上手に活用すれば、おいしさもスピードもアップ。

洋風では、だしのエキスをキューブや顆粒にしたブイヨン、コンソメなどがあります。一般にビーフコンソメよりはチキンコンソメのほうが淡白なので、料理の味足しなどにも広く使えるでしょう。中華味では、顆粒の鶏ガラスープやペースト状の中華スープなどがポピュラーです。

こうしたスープの素と、たっぷりの野菜を組み合わせて具だくさんのスープを作れば、日頃の野菜不足も解消できることでしょう。洋風、中華風のスープといえば、和風スープの代表であるみそ汁も忘れてはいけません。みそ汁は、だしをきかせ、野菜を具だくさんにすることで、塩分も控えてもおいしく食べられます。

子どもも大好きなカレー味のスープ /ブロッコリーといろいろ野菜のカレースープ

子どもも大好きなカレー味のスープ /ブロッコリーといろいろ野菜のカレースープ

作り方
1)食べやすく切ったブロッコリーと、あり合わせの野菜、ホタテ缶詰のホタテをほぐして鍋に入れ、固形のチキンブイヨンを溶かしたスープでやわらかくなるまで煮る。
2)1にホタテの缶の汁とカレー粉を少々加え、ひと煮立ちしたら味を見て、薄ければ塩を加えて仕上げる。
           

洋風のアレンジで満足感いっぱい! /三色野菜の変わりみそ汁

洋風のアレンジで満足感いっぱい! /三色野菜の変わりみそ汁

作り方
1)アスパラガス、パプリカ、かぼちゃ、ベーコンをひと口大に切り、だし汁でやわらかくなるまで煮る。
2)1に好みのみそを溶いて器に盛る。お好みで粉チーズをかけてもよい。