\食育と栄養学/

食育と栄養学

正しい知識でこれからの毎日を楽しく #:218 2016.03.01更新 <監修: 医学博士 長野美根>

冬のおやつに焼きフルーツを

フルーツは生で食べるもの~という思い込みはもう古い。新しい食べ方提案の一つとして「焼きフルーツ」が注目されています。あつあつの焼きフルーツは冬のおもてなしのデザートにも最適。BBQパーティーでも生とは違う美味しさの焼きフルーツが人気です。このように大勢で食べるシーン以外でも、とくに冬は毎日の朝食やティータイムにもおすすめの食べ方です。

焼きフルーツの良さは、第一に甘さが増すこと。焼くと水分が適度に抜けて凝縮されます。加熱によって香りも立ち、酸味も和らぐのです。また栄養的によいこともいっぱい。まず焼きリンゴや焼きみかんのように皮こど食べられるものは、皮に多いポリフェノールなどの抗酸化物質を効率よくとることができます。また加熱することで、リンゴではペクチンなどの食物繊維が活性化されたり、バナナはオリゴ糖が増えることなどもよく知られています。

身近なフルーツで誰でも簡単に美味しく!

焼きフルーツ作りは、手近な調理道具ですぐにできるのも魅力です。オーブンやオーブントースター、魚焼きグリル、フライパンをはじめ、バーベキューのように直火でもOKです。丸ごとじっくり蒸し焼きにするならアルミホイルに包んで、オーブンやオーブントースター、グリルなどがおすすめ。フルーツをスライスして焼くなら、フライパンを使って強火でソテーすると、ほどよい食感が残ります。いずれも焼きすぎには注意して。フルーツの甘味や風味がなくなってしまいます。

ほとんどのフルーツは焼いて楽しむことができますが、何といっても手軽なのは皮ごと焼けるバナナです。フレッシュで食べるのとはまた違う、とろりとした食感が味わえます。またグレープフルーツやりんごなど、酸味のあるものは、加熱で甘みが増すのでおすすめ。フルーツはあまり熟れすぎたものよりも、完熟まえのものを選ぶのがコツです。

焼きフルーツをワンランクアップさせるには、相性のよいプラスワンが必要です。ソテーはバターはもちろん、オリーブオイルやココナッツオイルなどでも。また香り付けにはラム酒やコアントローをひと振り。トッピングには、ナッツやドライフルーツなどで食感を添えるのもよいでしょう。

おすすめの焼きフルーツ

ちょっと硬めのバナナで作るとおいしい ☆バナナソテーのハニーヨーグルト添え

ちょっと硬めのバナナで作るとおいしい ☆バナナソテーのハニーヨーグルト添え


作り方
1)バナナは皮をむいて1cm厚さの斜め切りにし、フライパンにバターを溶かし、強火でさっとソテーしてシナモンシュガーをふる。
2)1を器に盛り、ヨーグルトにはちみつを適量混ぜて添え、好みでナッツをふる。

焼きたてにアイスをのせていただきましょう ☆焼きグレープフルーツ

焼きたてにアイスをのせていただきましょう ☆焼きグレープフルーツ



作り方
1)グレープフルーツは半分に切り、表面にレモン汁少々をふって、ザラメ糖大さじ2をまぶし、アルミホイルで包む。
2)1をオーブントースターで15~20分、焦げ目がつくまで焼いたら器に盛り、好みのアイスクリームをのせ、溶かしながらいただく。