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果物と野菜を中心とした生活を #:95 2010.05.11更新 <監修: 医学博士 長野美根>

フルーツ酢を食卓に

フルーツを酢に漬け込むだけで、フルーツのエキスや香りが溶け込んだ、体に良いフルーツ酢ができあがります。酢には防腐・殺菌作用のほか、カルシウムの吸収を促進する効果があります。また酸味を生かせば、薄味でも料理がおいしく仕上がるので、減塩の強い味方です。一方フルーツにはビタミンやミネラルが豊富です。酢にはこうしたフルーツのエキスを引き出す作用があるので、フルーツ酢なら酢とフルーツの両方のヘルシー効果を生かすことができるのです。好みのフルーツで作って、おいしくて健康的な食卓づくりに生かしてください。

スプーン1杯で手軽に“フルーツ酢生活”

フルーツ酢の楽しみ方はいろいろ。水や炭酸水で好みの濃さに割って飲むほか、カップ1杯の牛乳や豆乳に、スプーン1杯ほどのフルーツ酢を混ぜれば、とろみが出てシェイク風のドリンクになります。ヨーグルトもフルーツ酢と相性抜群。フルーツ酢を加えるだけで、フルーツ味にアレンジできます。またバニラアイスクリームにかければ、後口さわやかなデザートに変身です。牛乳やヨーグルト、アイスクリームなどの乳製品はカルシウムが豊富なので、フルーツ酢と合わせるとカルシウムの吸収をよくする効果も期待できます。
 おすすめなのは、ドレッシング作りに使うこと。ほんのりフルーツが香るドレッシングなら、いつものサラダが違ったおいしさに仕上がります。酢の物など和風メニューに使ってもさわやかです。いずれも漬け込むフルーツによって違ったテイストが味わえるのが楽しみ。いろいろなフルーツで作っておけば料理のバリエーションが広がります。

フルーツ酢の作り方・4つのポイント

フルーツ酢の作り方・4つのポイント

①フルーツ酢の材料は酢200mlに対して、砂糖100g、フルーツ100g(賞味)が基本です。
②酢は米酢や黒酢のほか、ワインビネガーなどでもOK。フルーツの色を生かしたい場合は、黒酢以外のものを選んだ方がよいでしょう。
③砂糖は、白砂糖、黒糖、氷砂糖など、好みのものでかまいませんが、溶けやすい氷砂糖がおすすめです。
④溶け込む容器は、酸に弱い金属製は避けガラス製やホーロー製のものを。蓋で密閉できるものを選びます。
※漬けたフルーツを食べられます。ピクルス感覚でそのまま食べたり、ヨーグルト感覚やアイスクリームなどのデザートのトッピングにしてもよいでしょう。

<バナナ酢の作り方>
容器に砂糖と酢を入れ、バナナの皮をむき、輪切りにして加えます。かき混ぜないで、そのままの蓋で密閉し、室温に2~3日置きます。

<パイナップル酢の作り方>
容器に砂糖と酢を入れ、パイナップルは皮と芯を除いてカットして加えます。
かき混ぜないでそのまま蓋を密閉し、室温に2~3日置きます。