\女子力アップ/

女子力アップ

ドールのコラムで女子力アップ #:155 2017.02.03更新 <監修: 医学博士 長野美根>

フォトジェニックな盛り付け

きれいな盛り付けは料理上手の条件です。どんなにおいしい味付けでも、盛り付けがぞんざいだと台無しですね。逆にちょっぴり手抜きの料理でも、食欲をそそるきれいな盛り付けならごちそう感もアップします。最近は自作の料理の写真を撮って、SNSにアップする人たちもふえ、今や料理の盛り付けはひとつの表現手段にもなっているようです。
毎日のおそうざいの盛り付けには、伝統の日本料理のような特別な制約はありません。でも見た目の美しさ、食べやすさ、季節の香りを添えるなどの心づかいは、どの盛り付けにも生かしたいものです。写真に撮る場合は写真映りのよくなる盛り付けのコツも知っておきたいものですね。

盛り付けの入門はプレートに絵を描くように

盛り付けの入門はプレートに絵を描くように

〔器使い〕フォトジェニックな料理の条件はまず器選びから始まります。最近は個性的な輸入食器などもふえていますが、どんな食器も乗せるものとの空間バランスがとれていればまとまります。スープ皿、サラダボウルなどの表示は気にせず、用途を自由に使いたいもの。まずは白いフラットなプレートを使いこなすことから始めましょう。プレートには食材で絵を描くような気持ちで盛り付けるのがコツです。

〔盛り付け〕プレートに盛る場合、先に主材料の位置を決めてから、付け合わせをちりばめるように置いていきます。ソースも形よく流れるように心くばりしてください。料理によってはソースを先に敷いてから肉や魚をのせたり、余白をソースで絵のように埋めても華やかになります。サラダなど、こんもりと盛り付けたい場合は、箸やトングを縦に使うとよいでしょう。テーブルに座った視線で料理が真ん中にあるように見せるためには、中心を少し手前にして盛り付けるときれいです。

〔アクセント〕盛り付けのアクセントは食材の色と切り方です。食材は調理によっても色が変わりますが、組み合わせでも違って見えます。トマトにレモンを添えたときとミントを添えたときではトマトの色が変わって見えます。身近な材料を大まかに色分けして覚えておくと、絵を描くときのようにイメージがふくらみます。色の次は形です。食材は食べやすく切るのが基本ですが、セオリーとはちょっと違った切り方をするのも新鮮です。野菜をピーラーで切ったり、フルーツの器や飾り切りなどは華やかなアクセントになります。

料理写真をすてきに撮るコツ

料理写真をすてきに撮るコツ

さて美しく盛り付けたらフォト撮影です。お料理好きのブロガーが増えたせいもあり、料理写真をすてきにとるための講座などが開催されています。「そこまでは」というあなたもちょっとしたコツや段取りで、料理の写真映りをよくすることができます。
まずは作ったらすぐ撮ることが大鉄則。料理は出来立てがいちばんおいしそうなのです。アングルは真上からよりも、斜め45度からのほうが立体的に撮れます。真上だと説明的になりがちですが、いつものテーブル目線だと食べる態勢なので食欲がわきます。写真に迫力を出したい場合は料理全体を入れず、いちばん撮りたい部分を強調するため、器を切って撮りましょう。またメインライトの真下に料理を置いて順光で撮ると全体に光があたり、のっぺりした印象になりがちです。逆光やサイド光などにチャレンジして、みずみずしさや、つやつや感をキャッチするようにします。
あなただけのオリジナルレシピをフォトジェニックに盛り付けたら、すてきに、おいしそうに撮りためてください。

参考資料
『お皿の上の自由な時間』RIE KAWAKUBO著(マガジンハウス刊)