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からだによいこと、つづけて元気に #:156 2017.02.21更新 <監修: 医学博士 長野美根>

フルーツを料理に使いましょう

フルーツといえばデザートとして生で食べたり、お菓子作りの素材として使われることが多いようです。でもフルーツには独特の酸味と甘味のほかに、香りのよさや色彩の美しさという利点もあります。こうした長所を生かしながら、毎日の料理作りに組み込めば、食物繊維やビタミン、ミネラルなどの栄養素がとれるうえ、味も見た目も楽しい食卓のアクセントになることでしょう。それではフルーツを生かしたい料理にはどんなメニューがあるのでしょうか。

フルーツと相性のよい素材は

フルーツと相性のよい素材は

たとえば朝のフルーツサラダなら、野菜はキャベツ、レタス、きゅうり、パプリカ、セロリ、白菜の白い部分など、あまり味にくせがなく、歯ざわりの良いものと組み合わせるとさわやかです。ドレッシングもマヨネーズやヨーグルトなどを使ったクリーミーなものを使うと、味がまとまりやすいでしょう。パイナップル入りのコールスローサラダなども人気の味です。
サラダにボリュームを出したいなら、ハムやツナ缶などをプラスするのもおすすめです。他にも相性が良い素材は、生ハムやサーモン、エビ、カニ、タコ、イカ、ホタテなどの魚介類、ナッツ類やチーズなどです。それぞれ味をひきたてるスパイスやハーブ類などをいっしょに使って、パンチを添えて仕上げてください。

フルーツのワンデッシュメニューを楽しみましょう

いつものメニューにフルーツを加えてみましょう。まずはワンデッシュメニューから。おなじみのフルーツカレーも市販の甘口ルーを使えば簡単。肉とバナナとパイナップルを香ばしくソテーして煮込みます。仕上げにはナッツのトッピングを忘れずに。フルーツのグラタンやピザも休日のランチなどに楽しみたいメニュー。加熱すれば甘味の増すバナナのグラタンも美味です。かためのバナナを使い、グラタンソースにはココナッツミルクを使うのがコツ。ピザもカレー風味のパイナップルピザなどはいかがですか。ピザ生地とパインがマッチしておしゃれな軽食になります。

多彩なパイナップル料理のいろいろ

多彩なパイナップル料理のいろいろ

パイナップルを使ったおかずといえばパイナップル入りの酢豚、生春巻き、パイナップルのベーコン巻き、パイナップルチャーハン、ハムステーキやポークソテーのパイナップル添えなど多彩です。それはパイナップルが酸味と甘味のバランスがよく、酢やケチャップなどとも相性がよいうえ、黄色の彩りも美しいからです。また脂分の多い肉料理に使うことで、あと口をさっぱりさせる役割もしています。以前にヒットしたパイナップルハンバーガーなどもこうした理由によるものでしょう。

まさに料理のためのフルーツ「アボカド」

濃厚な舌ざわりとナッツのような香りのアボカド。甘味も酸味もなくクリーミーなので、いろいろな素材と組み合わせたり、味つけも自由にできます。まさに料理のためのフルーツといえるでしょう。和風調理ではシンプルなのがアボカドの刺し身。わさびじょうゆで楽しみます。同じ味つけでのり巻きの具にしたり、まぐろと合わせて丼にしても人気。納豆や梅肉と和えても気の利いた小鉢になります。洋風調理ではオムレツやグラタンに入れて焼いても舌ざわりが優しく、クリーミーな果肉を生かしてディップやドレッシングにしてもコクがあって美味です。

参考資料
『おかずになるフルーツ料理』池上保子著(農文協刊)
『くだものの本』浅田峰子著(グラフ社刊)