\ライフスタイル/

ライフスタイル

果物と野菜を中心とした生活を #:158 2017.03.21更新 <監修: 医学博士 長野美根>

役に立つフルーツの作り置き

このところ続いている作り置きブーム。生で味わうことの多いフルーツにも、ひとわざ加えて作り置きをしてみましょう。冷凍保存に頼らなくても手軽に作ることができて、飽きずにたべられるアイデア保存法。今日から始めて毎日の食卓に役立ててみませんか。食べきれなかったフルーツもむだなくおいしく利用しましょう。

フルーツ酢を常備しましょう

フルーツ酢を常備しましょう

好みのフルーツをお酢につけておくだけの手作りフルーツ酢。フルーティーな香りとともにお酢のパワーをいろいろに楽しめます。フルーツ酢はそのまま飲んだり、炭酸やお湯で割って飲んでもよいでしょう。朝の野菜ジュースにひとさじ加えてもおいしくなります。飲み物だけでなく、ドレッシングの材料や焼き魚や揚げ物にひとさじかけるだけで、さっぱりとした味わいになります。酢漬けにしたフルーツはそのまま食べたり、ヨーグルトやトーストにのせましょう。サラダやピザの具にしたり、カレーの隠し味にするなど料理にも役立ちます。
作り方は簡単。たとえばパイナップル酢なら、一口大に切ったパイナップルに好みの酢(穀物酢、米酢、リンゴ酢、黒酢など)を合わせ、好みの甘味(氷砂糖、グラニュー糖、黒糖、はちみつなど)を加えてときどきかき混ぜながら冷暗所などにおきましょう。2週間くらいからおいしく飲めるようになります。合わせる割合はフルーツ1:酢2:砂糖1を基本に、好みや材料で加減しましょう。早く食べたいときは、電子レンジで30~40秒加熱すれば、翌日からおいしく使えます。
組み合わせは自由ですが、たとえばバナナやみかんには、黒酢、黒砂糖がよく合います。パイナップルやいちごなどには、氷砂糖、リンゴ酢を合わせれば、透明感のある色に仕上がります。

手軽に作って楽しみたいコンフィチュール

英語のジャムに対して、フランス語のコンフィチュール。厳密な違いは難しいのですが、もともとフルーツの保存が目的で作られてきたところから、果物の形状をある程度残したフレッシュ感のあるものを、コンフィチュールという商品名にしていることが多いようです。

手作りのコンフィチュールは手早くシンプルに作りましょう。電子レンジを使ったり、小鍋で10分ほど加熱して、フルーツの食感を生かして作ります。パイナップルやりんごなど好みのフルーツを切ってレモン汁をふり、砂糖を加えて加熱します。砂糖の割り合いは30%ほど。つまり100 gのフルーツに対して30gです。長く保存をしたいときは砂糖の量をふやします。またフルーツに合わせて、コアントローやラム酒、ワインなどを加えてもいいでしょう。紅茶やジャスミンティーなどで煮て、香りをつける方法もあります。鍋を使う場合は、酸に強いホーローがステンレス製を使うことを忘れずに。
出来上がったコンフィチュールは器に入れ、冷蔵したら4~5日で食べきりましょう。ヨーグルトにかけてもいいし、甘さひかえめならそのままナッツをトッピンクしてデザートにどうぞ。アイスと混ぜて固めればフルーツアイスになります。クラッカーにブルーチーズとともにのせればワインにぴったり。牛乳と一緒にミキサーにかければ、スムージーとして楽しめます。


参考資料
『バナナ酢毒出しダイエット』村上祥子著(アスコム刊)