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からだによいこと、つづけて元気に #:208 2015.07.15更新 <監修: 医学博士 長野美根>

夏太りにご用心!

薄着ファッションになるこの時期は、スリムボディに憧れる季節ですね。気になるお腹回りも、夏本番になれば「汗もかくし、食欲も落ちるし、夏やせをするから大丈夫」なんて、のんきに考えてはいませんか?しかしそううまくはいきません。毎年「夏太り」に悩む女子の声を多く耳にします。冬は体の熱を奪われないようにするため、熱を放出するときにエネルギーを使いますが、夏は逆に代謝が一番落ちる季節。どんなに汗をかいても運動をしなければ、残念ながら思ったほど大量にエネルギーは使われていないのです。

夏太りを招く4つの悪因をチェック!

〔其の1〕冷たい飲み物をがぶ飲みする
暑いときにミネラルウォーターや冷茶を、一気飲みする癖がついていませんか?一度に大量に冷たいものを摂ると、内蔵を冷やしてしまいます。その結果、血流が悪くなり、冷えから体を守ろうというスイッチが入って、脂肪がつきやすくなるのです。

〔其の2〕冷房内で長時間じっとしている
私たちは冷房をきかせた室内に長時間いると、汗もかかない代わりに、体内での水分の代謝が低下して、水分が過剰に蓄えられてしまいがちです。デスクワークの人は、手足のむくみなどがおきることもあり、体重が増加して、いわゆる夏太りになりがちです。

〔其の3〕食生活が不規則になっている
夏バテで食欲が落ちると、つい偏食になることも。毎日そうめんばかり食べていたのでは、栄養が偏って代謝が悪くなり、血糖値が上がりやすくなります。また夏は夜が長いので、ついつい間食をしがち。脂肪たっぷりのアイスクリームを毎晩食べる習慣なども、夏太りの原因になります。

〔其の4〕暑気払いのアルコールが止められない
ビヤホールでの乾杯や、お風呂上がりの1杯は暑気払いに最適。夏はビールなどのアルコールがおいしい季節です。でもアルコール自体が高カロリーなうえ、食欲が増進するので、脂肪分の多いおつまみなどを食べ過ぎてしまいがちです。夏になると「飲み会」がふえるというあなたは、アルコールが「夏太り」の原因かも。

今年こそ夏太りしないためには

今年こそ夏太りしないためには

美と健康のためにも「夏太り」は避けたいものです。それには上記の生活習慣を改善すること。つまり普通に規則正しい生活をすることなのです。冷たいものはがぶ飲みせず、ゆっくりこまめに飲み、ときには温かい飲み物で水分補給をしてください。そして冷房のきいた室内でじっとしているばかりでなく、できるだけ体を動かして汗をかくようにしましょう。食事も栄養バランスに気をつけて、1日3食を決まった時間に食べるのが理想です。お酒も量をほどほどにして、脂肪分の多いおつまみは避けましょう。

こうした当たり前のことで不健康な「夏太り」は避けられます。暑いからと生活のペースを崩したりせず、いつもと同じように生活して、元気に夏を乗り切りましょう。