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果物と野菜を中心とした生活を #:125 2011.08.09更新 <監修: 医学博士 長野美根>

ホワイト食品が人気!

真っ赤なトマト、青々としたほうれん草など、食品の色はそれぞれの個性を表す大きな要素です。ところが最近では、一般的な印象とは違う色の食品が注目されています。なかでも、白いいちご、白いとうもろこし、さらには白いたい焼きなど、いわゆる「ホワイト食品」が次々と登場し、話題を呼んでいます。人気の理由は何より見た目の意外性ですが、味の面でも決してあなどれません。

白くても旨味たっぷりのホワイト農産物

白くても旨味たっぷりのホワイト農産物

ホワイト食品の火付け役にもなったのが白いいちごです。いちごの印象をくつがえす真っ白な外見にもかかわらず、一口食べれば甘味たっぷりで、香りもいちごそのもの。なかには、赤いいちごと合わせて縁起よく紅白のセットにし、お祝いの品として贈る人もいるそうです。
 白いとうもろこしも、真珠のようにつやつやとした粒がずらりと並ぶ意外性が話題に。また、それ以上にフルーツ並みに甘くてジューシーな味わいも魅力です。やはり、見た目のもの珍しさに終わらず、食べておいしいことも人気の条件といえます。  意外さで負けないのは「卵黄が白い卵」。鶏のエサから卵黄の色のもとになる色素成分を抜くことで、白い卵黄の卵ができるのだとか。この卵を使えば、白い卵焼きや、真っ白なスポンジケーキなど、さらに新しい「ホワイト食品」も実現するでしょう。

真っ白なココアは香りそのままのおいしさ 真っ白なココアは香りそのままのおいしさ

白いココアは、まさに真っ白な粉末状なのに、しっかりとココアの味と香りがします。その秘密は原料のカカオにあります。ココアとチョコレートとの原料はどちらもカカオ豆ですが、チョコレートには、色素成分を除いたホワイトチョコレートがあります。その製法を応用したのが白ココアなのです。お菓子づくりに使えば、ココア味なのに、カラフルな色合いのスイーツも作れます。
 また、白いコーヒーも登場しています。コーヒーはなんといっても香りが決め手。ですから、コーヒーから抽出したアロマを加えることで、味わいもコーヒーそのものに感じるのです。アロマエキスはコーヒー特有の茶褐色がミルクなどに混ぜても着色しないので、白いコーヒーが作れるというわけです。

白いたい焼きや白い最中などスイーツ系も健闘

たい焼きといえば、きつね色にパリッと焼けた皮が魅力ですが、そんな常識をくつがえしたのが白いたい焼きです。白い皮の生地には、エスニックデザートでおなじみのタピオカの粉や、もち粉などが使われていて、それがモチモチとした食感を生み出しています。しかも、冷めてもおいしいというおまけ付きなので、好奇心から購入した人も、その独特の味わいがくせになるとか。噂が噂を呼んで、今や“白いたい焼き”ブームも全国規模に広がっています。
 ついには、白い最中や白い月餅も登場するなど、スイーツ界もすっかりホワイトブーム。みなさんも、目で驚いて、舌で楽しめる、ホワイト食品で食の楽しみを広げてみませんか。