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果物と野菜を中心とした生活を #:128 2011.09.21更新 <監修: 医学博士 長野美根>

ケークサレに注目!

「ケークサレ」とは、フランス語で「塩(サレ=sale)」の「お菓子(ケーク=cake)」、つまり「塩味のお菓子」「塩味のケーキ」を意味します。砂糖を使わずに、野菜や肉、チーズなどを焼き込んだ甘くないケーキで、形はパウンド形が基本です。もともとはフランスの素朴な家庭の味でしたが、最近は本場フランスでも砂糖を使わないヘルシーさが見直されて大流行。日本にもフランスの専門店が進出するまでになっています。新感覚のケーキ「ケークサレ」の人気の秘密とは?

「塩味スイーツ」に続き、甘くない「塩ケーキ」が話題に

ケークサレの生地は、小麦粉、卵、バター、牛乳などがベース。ここまでは通常のパウンドケーキと同じですが、砂糖を使わず、甘くないのが最大の特徴です。
 もともとケークサレは、キッチンにある旬の野菜や、各家庭自慢のチーズやハムなどの保存食を焼き込んで作った「おふくろの味」でした。ところが今では、フランスをはじめ、流行に敏感な日本の料理研究家やシェフたちが、それぞれに個性あふれるケークサレのレシピを競って生み出しています。同時にレストランやカフェのメニューにも続々と登場し、注目度は急上昇中です。

朝食に、おやつに、ワインに……家族で楽しめるおいしさ

朝食に、おやつに、ワインに……家族で楽しめるおいしさ

「お惣菜ケーキ」ともいわれるように、食事のメニューとして十分に楽しめるのが大きな魅力。朝食や昼食、ゆっくり起きた週末のブランチにもぴったりです。砂糖を使わないので、カロリーが気になる女性だけでなく、甘いケーキが苦手な男性にも食べやすいと好評とか。ハーブやスパイスを効かせれば、ワインにも合う大人の味に仕上がります。
 また、野菜のビタミンやミネラルをたっぷり摂りたい子どもにもおすすめです。野菜嫌いの子どもも、パウンド生地に焼き込んだ野菜なら、好き嫌いを克服できるかもしれません。おとなも子どもも家族みんなで楽しめるのも、ケークサレの人気の秘密です。

日本風にアレンジしたレシピも登場

具の組み合わせで無限にバリエーションを楽しめますが、特にチーズでうまみとコクを加えるとおいしくできるのでおすすめです。普通の甘いパウンドケーキと同様に、焼き上げてからスライスして食べるので、切り口がきれいに見えるように具の色合いや並べ方などを工夫してもよいでしょう。焼きたての味は格別ですが、冷めたら、スライスをトースターでさっと焼くと、おいしく食べられます。
 パウンド型だけでなく、カップ型で焼いても手軽です。最近では、すっかり日本風にアレンジされて、おからやみそ味で作るレシピや、ホットケーキミックスを使ったレシピも登場しています。ますます身近な存在になってきたケークサレ。果して日本でも家庭の味として定着するでしょうか。