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健康

からだによいこと、つづけて元気に #:192 2014.08.26更新 <監修: 医学博士 長野美根>

基礎代謝をアップさせる食べ方に注目!

私たちが消費する1日の総エネルギー量の約7割は、基礎代謝による消費です。年齢と共に年々落ちていくのが悩みの基礎代謝ですが、食べ方を少し意識することで代謝量をアップさせることができるのです。でもそれは、特別な食事法や難しいメニューなどではありません。

答えは規則正しく、バランスよく食べること。

答えは規則正しく、バランスよく食べること。

この解答を見て「なーんだ」と思うかも知れませんが、ダイエッターと呼ばれる人達にかぎって、こうした普通のことがきちんと出来ていないことが多いのです。まず三食をきちんと食べましょう。とくに朝食はたいせつです。朝食を抜くと、エネルギー不足で体温が上がりません。脳の働きも低下するのでぼんやりして体もきびきび動きません。どちらもエネルギーの消費をにぶらせる原因になります。食べる時間がない人は、手軽に食べられるバナナや野菜ジュースなどで朝食をゲットする工夫をしてください。
 一日三食をきちんと食べることが大切なのは、必要な栄養をバランスよく摂りやすいからです。ダイエットのためと食事量を減らし、必要な栄養が得られないと、体脂肪だけではなく筋肉量も減ってしまいます。これではまったく逆効果。基礎代謝も低下します。とくに筋肉のもととなるタンパク質はきちんと摂りたい栄養素。良質のタンパク質を含む魚介類、肉類、牛乳など、脂肪を燃焼してエネルギーにする効果の高い食品を積極的に摂りましょう。

代謝アップのピンポイント食事法

体温が低下すると臓器の働きが鈍り、基礎代謝も低下してしまいます。唐辛子に含まれるカプサイシン、生姜に含まれるショーガオール、ネギやにんにくに含まれる硫化アリルなどの香辛料や香味野菜は、体が温まるので代謝も高まる食材。うまく献立に取り入れてください。ただし、唐辛子も生姜も、刺激が強いので、食べすぎると胃の粘膜に負担がかかり、トラブルの原因にもなるのでほどほどに。
 またコーヒーなどのカフェイン飲料も、代謝アップに働きます。運動前や食事前、入浴前などに飲むと代謝を高める効果があります。カフェインは中性脂肪を燃焼させることができるからです。またコーヒーにはクロロゲン酸という物質も含まれており、これにも脂肪の分解を助ける作用があると言われています。ほかにも紅茶や緑茶、ウーロン茶やプーアール茶などにもカフェインが含まれていますので、毎日の水分補給にほどよく取り入れるとよいでしょう。

忙しい朝に バナナヨーグルトのジンジャーシロップ

忙しい朝に バナナヨーグルトのジンジャーシロップ

1)生姜、グラニュー糖、水を同じ割り合いで小鍋に合わせ、とろりとするまで煮詰めてシロップを作る。

2)食べやすく切ったバナナとヨーグルトを器に盛り、1をかける。

タンパク質を好みでプラス ブロッコリーの香味野菜炒め

タンパク質を好みでプラス ブロッコリーの香味野菜炒め

1)ブロッコリー1株は食べやすい大きさに切って硬めにゆで、長ねぎ、生姜、ニンニクはみじん切りにして各大さじ1用意する。

2)鍋に油を熱して1の香味野菜を炒め、スープ1/3カップと片栗粉小さじ1/2を入れ、煮立ったらブロッコリーを入れてからめ、塩、こしょうで味をととのえる。
※好みで鶏肉、えび、ベーコンなどを合わせるとよいでしょう。