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え! バナナは木(き)にならない⁉|親子(おやこ)でまなぶ! バナナのフシギ①

わたしたちにとって身近(みぢか)なフルーツ「バナナ」。バナナが好(す)き!っていう人(ひと)は多(おお)いけれど、バナナがどんな花(はな)をつけ、どんなふうに実(みの)るか知(し)っている? 熱帯(ねったい)の作物(さくもつ)「バナナ」がどうやって育(そだ)つのか、見(み)てみよう! 

みんなが大好(だいす)きなフルーツ「バナナ」

バナナを手にした子ども

スーパーのくだものコーナーで、夏(なつ)も冬(ふゆ)も1年(ねん)を通(つう)じて売(う)られているバナナ。

日本(にほん)よりも南(みなみ)の熱帯(ねったい)、亜熱帯(あねったい)の地域(ちいき)で作(つく)られているフルーツで、日本(にほん)で手(て)に入(はい)るバナナの多(おお)くは東南(とうなん)アジアの島国(しまぐに)・フィリピンで育(そだ)ったものなんだ。

わたしたちがよく見(み)かけるバナナは、きれいな黄色(きいろ)の皮(かわ)におおわれて、さわるとひんやりすべすべ。1房(ふさ)にだいたい4~6本(ほん)のバナナがくっついていて、1(1)本(ぽん)1(1)本(ぽん)の形(かたち)はすこしカーブしているね。

皮(かわ)をむくだけでぱくっと片手(かたて)で食(た)べられる、甘(あま)くておいしいバナナ。じつは日本(にほん)で一番(いちばん)食(た)べられているフルーツなんだ!

びっくり! バナナの木(き)は存在(そんざい)しない?

バナナの木

きみはバナナ畑(ばたけ)を見(み)たことある?

大人(おとな)でも見上(みあ)げるような高(たか)さに、大(おお)きな葉(は)っぱが何枚(なんまい)も重(かさ)なって、さんさんと降(ふ)りそそぐ太陽(たいよう)の光(ひかり)をたっぷり浴(あ)びている。その様子(ようす)はまるでジャングルのよう。

バナナはバショウ科(か)バショウ属(ぞく)に分類(ぶんるい)される大型(おおがた)の多年(たねん)草(そう)。多年(たねん)草(そう)とは、一度(いちど)植(う)えると次(つぎ)の年(とし)も、その次(つぎ)の年(とし)も、何年(なんねん)にもわたって育(そだ)つ草花(くさばな)のこと。そう、バナナは木(き)ではなく、大(おお)きな「草(くさ)」だったんだ。

バナナが「草(くさ)」である証(あかし)はどこに?

「バナナが草(くさ)だなんて信(しん)じられないよ!」と、きみが思(おも)うのもむりはない。大(おお)きいものだと10m(メートル)にも成長(せいちょう)するんだもの。では、バナナが草(くさ)である証(あかし)はどこにあるだろう?

それは、バナナの「仮茎(かけい)(または偽茎(ぎけい))」と呼ばれる部分(ぶぶん)を見(み)てみるとわかりやすい。

仮茎(義茎)

この仮茎(かけい)は、じつは柔(やわ)らかい葉(は)っぱが何枚(なんまい)も重(かさ)なり合ったもの。仮茎(かけい)をすぱっと横(よこ)から切(き)ってみると、木(き)の幹(みき)にある「年輪(ねんりん)」がない。そこが、バナナが草(くさ)である証(あかし)のひとつなんだ。

仮茎と年輪の比較

バナナの実(み)はどこになるの?

初(はじ)めは小(ちい)さな苗(なえ)だったバナナ。6カ(か)月(げつ)くらいすると大(おお)きく育(そだ)った葉(は)と葉(は)の間(あいだ)から、ラグビーボールみたいなむらさき色(いろ)のふくらみが伸(の)びてきた。

バナナの花に見えるものは苞(ほう)

おや、これはバナナの花(はな)かな? おしい! これは葉(は)っぱが何枚(なんまい)も重(かさ)なりあった「苞(ほう)」というもの。別名(べつめい)「バナナハート」とも呼(よ)ばれているよ。

この苞(ほう)が一枚(いちまい)ずつめくれると…

苞の中にバナナの白い花

白(しろ)い花(はな)びらが見(み)えてきた! これがバナナの花(はな)。花(はな)の付(つ)け根(ね)には、生(う)まれたての小(ちい)さな緑色(みどりいろ)のバナナの実(み)がずらり。バナナの子(こ)どもたちは、苞(ほう)の中(なか)で生(う)まれるんだね。そうして1本(ぽん)のバナナの草(くさ)には、200本(ぽん)ものバナナが実(みの)るんだって。

バナナの実(み)がカーブするナゾは?

よく見(み)ると、生(う)まれて間(ま)もない緑色(みどりいろ)のバナナの実(み)は、まっすぐで、下(した)を向(む)いている。

でも少(すこ)したつと、房(ふさ)もどんどん増(ふ)えてきて、まっすぐだった実(み)も上(うえ)に向(む)かってカーブしてきたよ。バナナの向(む)こう側(がわ)にはまぶしい太陽(たいよう)。

太陽のほうを向いてカーブしたバナナの実

バナナの実(み)のあの独特(どくとく)のカーブは、太陽(たいよう)に向(む)かって伸(の)びた証(あかし)だったんだ。

バナナの木の下ではしゃぐこども

きみが朝(あさ)ごはんや昼(ひる)ごはんを食(た)べているとき、遠(とお)い南(みなみ)の国(くに)では、太陽(たいよう)の光(ひかり)をたっぷり浴(あ)びながら、たくさんのバナナたちがぐんぐん育(そだ)って、きみに会(あ)う準備(じゅんび)をしているんだ。

※記事(きじ)の情報(じょうほう)は2024年(ねん)7月(がつ)30日(にち)時点(じてん)のものです。