Dole

商品の裏面、ちゃんと見てる? 食品ラベルからひもとく、Doleのものづくりの裏側

食品パッケージの裏面にある、小さな文字がぎっしり並んだラベル。あなたはどこまで目を向けていますか? 実はそこには、その商品を作った会社の“考え方”があらわれています。今回はDoleのフルーツ加工品の食品ラベルを手がかりに、フルーツのおいしさを守るための工夫をのぞいてみましょう。

お話をしてくれたのはこの
村松茉美(むらまつまみ)さん 株式会社ドール 加工食品本部

村松茉美(むらまつまみ)さん 株式会社ドール 加工食品本部

食品ラベルはどう見る? 原材料名と添加物の表示ルール

食品ラベル、どこまで見ていますか?

――食品ラベルの「原材料名」は、どのようなルールで並んでいるのですか?

基本的に、その商品に入っている原材料の量が多い順に記載されています。つまり最初に書かれているものが、一番多く含まれているということです。たとえば、原材料名に「パインアップル、もも、ぶどう果汁/香料、酸化防止剤(ビタミンC)」と記載されていた場合、パイナップルが一番多く含まれているということです。

表示順について、“その会社が最もアピールしたい原材料名から書かれている”と思われている方も結構いらっしゃるのですが、実際には、含まれている重量が多いものから順に並んでいます。

――原材料名の途中に「(スラッシュ)」表示されていますが、これは?

スラッシュは、それ以降が添加物であることを示しています。添加物についても、含まれている重量が多い順に記載されています。

――「」にはそういう意味があるんですね。食品ラベルについて、他に見るべきポイントがあれば教えてください。

保存方法や、アレルゲン(食物アレルギーの原因となる物質)表示も確認していただければと思います。たとえば、Doleのフルーツ加工品なら、保存方法は「高温、直射日光を避けて保存してください」と書かれているものが多いです。アレルゲンに関しては、国によりリスクが高いと定められている食品*が対象となっています。
*加工食品の表示は、一括表示は28品目、コンタミ表示は特定原材料8品目を表示しています。

また、容器に注意喚起表示として、「開封後は冷蔵庫で保存してください」といったことや、工程の中でできるかぎり取り除いてはいるものの、まれに皮や種が残ってしまうことがあるため、「皮や種などが入っている場合があります」といったことが書かれている場合もありますので、そうした点もあわせて見ていただければと思います。

 食品ラベルに表れる、Doleの「フルーツファースト」という考え方

Doleが一番大切にしたいのは、やっぱりフルーツのおいしさ

――Doleのフルーツ加工品の裏面に書かれている食品ラベルを見てみると、まず最初にフルーツ名が書かれていますね。

Doleには、フルーツを主役にする「フルーツファースト」という大切な考え方があります。Doleはフルーツにこだわっている会社ですので、加工食品においてもフルーツをたっぷり使い、フルーツならではの味わいを大事にしているんです。

――具体的にはどのような工夫をされているんですか?

フルーツは、季節や産地によって味が変わってくるので、商品開発担当者、購買担当者、品質保証担当者が現地に足を運び、品質をチェックしたうえで、買い付けるタイミングや産地を決めています。

また、シラップ(シロップ)にも果汁を使っていて、果汁100%のものも多いです。果肉そのものだけでなく、果汁でもおいしさを楽しんでいただけるように工夫しています。砂糖の使用は極力抑えて甘さを控えめにし、フルーツ本来の味を楽しんでいただけるようなシラップ作りにこだわっています。『フルーツカップ198g 至福のマンゴー』のように、マンゴーピューレを入れることで、デザートのような満足感が得られるように仕上げた商品もあります。


▼Doleが取り扱うフルーツ加工品一覧

「できるだけ余計なものを入れない」という約束

――フルーツのおいしさにこだわりつつも、商品を安定した品質で届け続けるために、どんな工夫や難しさがありますか?

生のフルーツは個体ごとに味に差があるのが当たり前ですが、加工品の場合は、おいしさが安定していることがとても大事になります。そのため、フルーツとシラップの品質には特にこだわっています。

加工品にする際にはフルーツを加熱処理しますが、その過程で風味が変わってしまうこともあります。ですので、加熱処理をしてもおいしいことを前提に、フルーツを厳選する必要があります。

また、リニューアルのタイミングなどでシラップの配合を見直すなど、常に、よりよい「おいしさ」をお届けできるよう工夫しています。

ドールの商品設計について語る村松さん

――品質を保つためには、添加物が必要になることもあると思います。その際の判断基準は?

保存性を高めるために、酸化防止剤やpH調整剤などを使用している商品もありますが、基本的には余計な添加物は使わず、必要最低限の添加物を使用しています。実際にDoleの加工食品の原材料名を見ていただくと、スラッシュ以降に表示されている添加物の数が少ないことが分かると思います。

また、酸化防止剤は、もともとフルーツに含まれていて親和性の高いビタミンCを使用しているものが多いです。

そのほか、加熱処理によって一部風味が飛んでしまうことがあるので、香料や酸味料を使用している商品もあります。

――必要に応じて添加物を加える場合も、あくまでフルーツのおいしさを最大限に生かすことが前提にあるわけですね。

はい。先ほどお話した“フルーツファースト”の考え方が私たちの商品づくりの根幹にあります。

それに加えて、Doleでは「<ちゃんとラベル>プロジェクト」という取り組みも行っています。これは、食品ラベルをちゃんとチェックすることで、安心でおいしく、ヘルシーな食生活を推進するプロジェクトです。

原材料や添加物の情報を正しくお伝えすることで、お客様からの信頼を高めていきたいと思っています。


▼プロジェクトの詳細はこちら!

フルーツを、もっと日常の中へ

――Doleのフルーツ加工品の中でも、手軽にフルーツが楽しめる『フルーツカップ』や『フルーツボトル』、『フルーツパック』などが人気ですが、商品を設計する際に「これだけは譲れない」と考えている点とは?

フルーツの食感と自然な甘さを楽しんでいただきたいという点です。そのため、原材料をできるだけシンプルにして、フルーツを主役にしています。

また、みなさん、「パイナップルが食べたい」と思ったときに、「パイナップルはこういう味」と、食べる前にイメージする味があると思います。ただ、生のフルーツは個体ごとに味が違うので、買って食べてみたら思っていた味と違った、ということもありますよね。加工品の場合は、そうしたことが起こらないよう、味が安定していることがとても大切です。そのため、イメージ通りの味を常にお届けすることには特にこだわっています。

――フルーツ加工品というと、冷蔵保存が必要なイメージがありますが、Doleの『フルーツカップ』や『フルーツボトル』などは常温保存できるのもうれしい点ですね。

そうですね。冷蔵庫は常にたくさんの食材でいっぱいになっているというご家庭も多いと思いますが、今回ご紹介したフルーツ加工品は常温保存ができるので、その点でも便利だと思います。

――長く保存できるという点は、生のフルーツでは叶えられない加工品ならではの利便性や楽しみ方ですよね。村松さんはDoleの加工品づくりを通して、生活者にどんなことを届けたいですか?

そうですね。生のフルーツは、皮をむいたり切ったりしなければならないので、忙しいときなどは、なかなか食べるのが難しいことも多いと思います。でも、フルーツ加工品であれば、蓋を開けるだけですぐに食べられるので、忙しいときにもぜひ役立てていただきたいですね。

砂糖不使用でフルーツ本来の味が楽しめるものから、ピューレが入っていてデザート感覚で食べられるものまで、幅広いラインナップをご用意していますので、そのときの気分や生活シーンに合わせて選んでいただけたらと思います。

なかには『フルーツカップ300g 果実ごろっと3種のミックスフルーツ』のように、1つで複数のフルーツを楽しめる商品もあります。こうした商品であれば、フルーツをいくつも買う手間も、ひとつずつ皮をむく手間も不要で、手軽に複数のフルーツを楽しんでいただけます。

フルーツカップ300g 果実ごろっと3種のミックスフルーツ

フルーツ加工品は、季節を問わず一年中おいしく食べられる点も魅力ですし、シラップを炭酸水で割って飲んでいる方もいらっしゃるなど、さまざまな楽しみ方ができるのも特徴です。

また、『フルーツカップ198g』シリーズには、おいしく食べられるものの、規格外で商品に使用できなかった“もったいないフルーツ”をピューレとして使用しており、食品ロスの削減にもつながっています。

フルーツ加工品を通して、みなさんにフルーツを食べる機会を少しでも増やしていただけたら、とてもうれしく思います。


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▼Doleフルーツ加工品に関するQ&A

※記事の情報は2026年2月6日時点のものです。