その見た目のインパクトから、「どうやって食べるの?」と敬遠されがちなドラゴンフルーツ。でも実は、手軽にパクッと食べられて、水分補給にも向く“スーパーフード”なんです。株式会社ドールでドラゴンフルーツの仕入れを担当する柳橋果歩さんに、意外と知られていない魅力や、おすすめの食べ方をたっぷり語ってもらいました!
ドラゴンフルーツ愛が止まらないのはこの方!

柳橋果歩(やなぎばしかほ)さん 株式会社ドール 生鮮第二本部 トロピカル商品部
目次
【ここがスゴイ①】気分が上がる「パワーフード」であり、美容にもうれしい「スーパーフード」

――まずは、柳橋さんのお仕事内容と、ドラゴンフルーツとの関わりについて教えてください。
現在、生鮮第二本部のトロピカル商品部にて、ドラゴンフルーツや、台湾産のパイナップル、ベトナム産のココナッツなどの仕入れを担当しています。
私がドールに入社したのは、もともとトロピカルフルーツに興味があったからです。実は学生時代に、スリランカで日本語教師のボランティアをしていたことがあります。当時、スリランカが経済危機に陥ったのですが、私が住んでいたのはかなり田舎だったこともあって、物資がほとんど運ばれてこなくなってしまいました。そんなとき、近くの木になっていたフルーツを食べて、救われた思い出があるんです。
スリランカでは野菜があまり手に入らない地域も多く、普段からフルーツで栄養素を摂る習慣があります。そういった原体験もあって、トロピカルフルーツには特別な思い入れがあり、それがドールに入社したいと思うきっかけになりました。
――数あるトロピカルフルーツの中で、ドラゴンフルーツの個性を挙げるとしたら、どんな点が印象的ですか?
ドラゴンフルーツは、やはりこの見た目が最大の特徴で、「炎」のようなイメージがあります。見ていると、メラメラとした気持ちが湧き上がってきて、気分が上がるんですよね。パワースポットならぬ、「パワーフード」という印象です。
ちなみに、「ドラゴンフルーツ」という名前は、果皮が龍の鱗のように見えることに由来していると言われているんですよ。

――ドラゴンフルーツを推したくなる理由はどこにありますか?
ドラゴンフルーツには赤い果肉のものと白い果肉のものがあって、あまり知られていませんが、特に赤い果肉のものには抗酸化作用で知られる色素成分「ベタシアニン」が多く含まれています。美容を意識する人からは「スーパーフード」とも呼ばれ、注目されているんです。
また、味があっさりしていて淡白なので、毎日食べても飽きにくいのも推しポイントです。
ドラゴンフルーツは「ピタヤ」とも呼ばれていますが、アサイーボウルのように、バナナなどほかのフルーツやはちみつを加えて「ピタヤボウル」にして食べるのもおすすめです。特に赤い果肉のほうは、彩りがとてもきれいで、バナナと一緒にミキサーでペースト状にすると、鮮やかなピンク色になり、見た目も“映えて”可愛いんですよ。
ハワイではアサイーボウルと同じくらいピタヤボウルも親しまれていますし、ドラゴンフルーツ自体も今後さらに人気が高まる可能性を秘めていると思っています。
【ここがスゴイ②】ビタミンB1、葉酸、カリウム、マグネシウム、食物繊維が豊富
――そもそもドラゴンフルーツは、どこの国のフルーツなんですか?
ドラゴンフルーツは、中南米原産のサボテン科・サンカクサボテンの果実です。ベトナムでは、フランスの植民地時代に生産が始まったと言われています。日本ではおもに沖縄で栽培されています。
果肉には赤と白の2種類があり、そのほか中南米やベトナムなどでは、「イエローピタヤ」と呼ばれる黄色い表皮のものもあります。
白い果肉のものは表皮のトゲがピンと上向きになっていて、赤い果肉のものはトゲがくるっと丸くなっているのが見分け方です。

――「見た目は派手だけど、味が想像しづらい」という声もありますが、柳橋さんはドラゴンフルーツの味わいをどのように伝えていますか?
ドラゴンフルーツは、基本的に味がとてもあっさりしていて、酸味がないことが特徴です。酸味がほとんどない点は、ほかのフルーツとは少し違いますね。
白い果肉のものは、ほんのりとした甘さでサクッとした食感があり、赤い果肉のものは同じくやさしい甘さですが、食感がややねっとりしています。
また、赤い果肉のものは食べると口が真っ赤になりやすく、果汁が服に付くと落ちにくいので、その点は注意してくださいとお伝えしています。
――抗酸化成分が多いということでしたが、ほかにはどんな栄養素が含まれていますか?
ドラゴンフルーツには、ビタミンB1が、いちごの約2.7倍*(可食部100gあたり)含まれていると言われています。また、妊娠期に必要な栄養素として知られる葉酸も多く含まれています。
さらに、カリウムやマグネシウムも豊富です。とりわけマグネシウムの含有量は、生で食べられるフルーツの中でもトップクラスと言われています。
そのほか食物繊維もバナナの約2倍含まれているそうです。
- ビタミンB1…糖質の代謝を助け、日々のコンディションを支える
- 葉酸…赤血球の形成を助ける
- カリウム…余分な塩分(ナトリウム)の排出を助ける
- マグネシウム…骨の正常な代謝を助け、体のコンディションを支える
- 食物繊維…腸内環境を整える働きが知られている
【ここがスゴイ③】実は手で簡単に皮がむける
――ドラゴンフルーツ特有の色や味を最大限に生かすとしたら、どんな食べ方がおすすめですか?
意外かもしれませんが、ドラゴンフルーツはバナナと同じように簡単に手で皮をむくことができるんです。なので、バナナ感覚で気軽に食べていただきたいですね。

あとは、やはり「ピタヤボウル」ですね。ドラゴンフルーツとバナナをミキサーで撹拌してペースト状にして、その上にバナナやベリー類など、ほかのフルーツをのせて、ピーナッツペーストなどをかけて食べるとおいしいです。

それから、白い果肉のドラゴンフルーツは、サラダに加えるのもおすすめです。あっさりした味なので料理の味を邪魔せず、食感と栄養をプラスできます。どんな食材とも合わせやすいですよ。
――ドラゴンフルーツがあることで、食卓の雰囲気も変わりそうですね。
赤と白の果肉のドラゴンフルーツを切って並べると、「紅白」になるので、おめでたい席やハレの日にぴったりだと思います。お皿に並べるだけでグッと華やかになるので、ホームパーティなどにもおすすめです。
ただ、私はもっと日常的に食べられるフルーツになってほしいとも思っています。最近は、スーパーでも取り扱いが増えてきたので、普段から気軽に取り入れてもらえたらうれしいですね。
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【ここがスゴイ④】手軽にパクッと食べられる、“水分補給フルーツ”

――ドラゴンフルーツは、海外ではどんな食べ方をされているのですか?
ベトナムなど東南アジアでは、皮をむいてそのまま食べるのが一般的です。ハワイではやはりピタヤボウルにして食べるスタイルが人気ですね。
また、ベトナムでは、ドラゴンフルーツやパパイヤなど、いろいろなフルーツを角切りにして砂糖を加え、コブサラダのような感覚で食べることもあるようです。東南アジアは甘いものが好きな方が多く、サラダも甘くして食べるのが好まれていると聞きました。
――Doleでも、「スムージーボウル ピタヤボウル」が商品化されていますよね?
はい。こちらの商品には、ドラゴンフルーツとバナナのスムージーベースに、バナナ、マンゴー、パインがトッピングされています。ピンク色の“映える”見た目で、自分で作らなくても手軽に「ピタヤボウル」を楽しめるのが魅力です。さらに、カットしたドラゴンフルーツをのせて、“追いピタヤ”をして食べるのもおすすめですよ。

▼「スムージーボウル ピタヤボウル」の商品情報はこちら!
――柳橋さんから、まだドラゴンフルーツを食べたことがない読者の方に向けて、メッセージをお願いします。
ドラゴンフルーツは、スーパーに並んでいても「どうやって食べたらいいかわからない」という理由で、手に取るのをためらってしまう方がまだ多いと感じています。でも実際は、自分で皮をむいて、パクッと簡単に食べられるフルーツなんです。そのことを、ぜひ知っていただきたいですね。
見た目は個性的ですが、味はとてもあっさりしていて、水分量が多く食べやすいので、喉が渇いたときの水分補給にも向いています。
また、時期は未定ですが、今後、通常の2倍ほどの大きさの大玉ドラゴンフルーツを、「怪獣ドラゴンフルーツ」として発売する予定もあります。こちらは、パーティなどに取り入れていただくと、かなり盛り上がると思います。
まずは特別な日に取り入れていただいて、もし味が気に入ったら、ぜひ、日々の暮らしの中で気軽に楽しんでいただけたらうれしいです。

食卓がパッと華やぐ! Dole厳選ドラゴンフルーツレシピ
ビビッドな見た目とは裏腹に、あっさりした味わいのドラゴンフルーツは、実は食卓に取り入れやすいフルーツ。ここでは、ちょっと特別な日やホームパーティにおすすめのレシピをご紹介します。
ドラゴンフルーツのカプレーゼ風

スライスした赤と白のドラゴンフルーツ、モッツァレラチーズを交互に並べてカプレーゼ風に仕立てた一品です。
調理時間:15分
カロリー(1人分):141Kcal
紅白ドラゴンフルーツのフルーツポンチ

ドラゴンフルーツを丸くくり抜いたり、型で抜いたりして、作る工程も楽しく。お子さんと一緒に作るのもおすすめです。
調理時間:15分
カロリー(1人分):147Kcal
▼いつものスーパーでDoleのドラゴンフルーツをリクエストしよう!
※記事の情報は2026年2月20日時点のものです。(2026年3月8日更新)

