手のひらサイズのかわいいパイナップル「超ミニ(MINI)パイン」がスウィーティオパイナップル・ブランドから新登場。味わいや食べ方など、気になるアレコレを株式会社ドールのトロピカル商品部の佐々木さんに聞きました!
お話をしてくれたのはこの方
佐々木晋太郎(ささきしんたろう)さん
株式会社ドール 生鮮第二本部 トロピカル商品部 部長補佐
目次
手のひらサイズのパイナップル 「超ミニ(MINI)パイン」とは?

―佐々木さんはトロピカル商品部 部長補佐とのことですが、普段はどんなお仕事をされているのでしょうか?
パイナップルの仕入れ担当です。Doleのパイナップルはフィリピン南部のミンダナオ島の畑で生産されているのですが、産地の情報を把握し、営業部門への橋渡しをしたり、逆に営業からの要望を産地に伝えたりといった業務を行っています。産地とのパイプ役ですね。
―今回ご紹介する「超ミニ(MINI)パイン」は、手のひらにちょこんと乗る、かわいいサイズのパイナップルですが、どんな種類なのですか?
ドールのスウィーティオパイナップルと同じ品種なんですよ。以前はパイナップルというと酸っぱくて固いものが主流でしたが、豊潤な甘さと香りがあって酸味を抑えた、日本人の味覚に合うよう開発されたのがスウィーティオパイナップルです。
―小さいサイズに品種改良したわけではないんですね。
大玉か小玉かは苗の大きさに由来することが多いのですが、今まで缶詰やジュースなど加工品の原料になっていた小さく成長したスウィーティオパイナップルを、そのまま召し上がっていただけるよう生鮮品として販売するのが「超ミニ(MINI)パイン」なんです。狙って小さく作ったというより、たまたま小さくできたものなんです。ですので、小さくても大玉と同じように完熟しています。
―小さなサイズのパイナップルを販売しようとなった経緯を教えてください。
これまで生鮮品としては大玉サイズのパイナップルを中心に取り扱ってきましたが、お客様の生活様式の変化に合わせた、お一人でも食べきれるサイズのパイナップルがあるといいんじゃないかと思ったのがきっかけです。
「超ミニ(MINI)パイン」は葉っぱの部分をカットして販売しますので、その分カサが減って、より持ち運びに便利ですし、ご家庭でのゴミが少なくなります。

「超ミニ(MINI)パイン」はどんな味わい? 食べ方は?
―「超ミニ(MINI)パイン」ならではの味わいの特徴はありますか?
味わいはスウィーティオパインと同じと考えていただければ。違う点としては、パイナップルはサイズが大きければ大きいほど、実の上の部分と下の部分で味の差が出てしまいます。上の方は酸味が強いんです。小玉は味が均一で、おいしさのバランスのよさが特徴です。
- スウィーティオパイナップルとは?
酸味を抑え、豊潤な甘さと香りが特徴。日本人の味覚に合わせて開発されたスウィーティオは、おいしさの追求から生まれた、格別のパイナップル。果肉が鮮やかな黄色みを帯びていることから「黄金パイン」とも呼ばれています。 世界でも有数な園地規模を持ち、産地のフィリピンから日本へは定期船便により、常に鮮度の高いパイナップルを輸入しています。
―スーパーで売っているカット済みパインの手軽さも魅力ですが、自分でカットしたパイナップルのおいしさは格別です。
そうですね。切りたての香り高くジューシーなパイナップルを手軽に味わっていただけるのも「超ミニ(MINI)パイン」の魅力のひとつですね。
―おすすめの食べ方はありますか?
大きなパイナップルと同じようにカットして召し上がっていただくのもよいのですが、こんな感じにスプーンですくって食べる方法をおすすめしたいですね。

―グレープフルーツ方式ですね!
はい。半分に切ってお皿に乗せるだけですので、手軽に召し上がっていただけます。ちょっと懐かしいギザギザスプーンがあれば、より食べやすくておすすめです。
▼あわせて読みたい ・【パイナップルの切り方】実は簡単! プロが教えるテクニック |
―他に何かユニークな食べ方はありますか?
小さなサイズを生かして、皮をむいて丸かじりしていただくのも醍醐味かもしれません。丸ごとフルーツを使ったパフェとか、お祭りで買うリンゴ飴のようなパイン飴とか、アイデア次第で面白い食べ方ができそうだなと思っています。

―食べ頃やおいしいパイナップルの見分け方があったら教えてください。
パイナップルは畑で完熟させてから収穫しますので、購入したらなるべく早く召し上がってください。皮の色と中身の熟度が必ずしも一致しているわけではないので、見分けるのが難しいフルーツではありますが、皮の部分がしおれていない、生き生きとしたものを選んでいただくといいと思います。
ここがスゴイ! 「超ミニ(MINI)パイン」
魅力たっぷりの「超ミニ(MINI)パイン」。改めておすすめポイントを佐々木さんに解説していただきます。
・食べきりサイズがちょうどいい
一人で食べたい、あるいはちょっとだけ食べたいというニーズにお応えできるサイズ感は他にはない魅力だと思います。
・バランスのよいおいしさ
大玉のものよりも甘味や酸味が偏らず、どこを食べても均一のおいしさを楽しめます。
・アイデア次第で楽しさいろいろ
半分にカットしてグレープフルーツのようにスプーンですくって食べたり、皮をむいて丸かじりしたり、いつものパイナップルとは違った食べ方を楽しめます。
・ゴミが少ない
葉っぱをカットした状態で店頭に並びますので、持ち運びしやすく、ご家庭でのゴミも少ないのもメリットのひとつです。

―最後に佐々木さんから、この記事を読んでくださっている方に向けてメッセージをお願いします!
パイナップルは大きさに関わらず、苗を植えてから収穫するまでに1年半ほどかかります。またゴツゴツとした見た目に反してデリケートで、育てるのに技術も手間もかかるフルーツなんです。小さくても手間暇かけて、甘味たっぷりに育った「超ミニ(MINI)パイン」をぜひ味わってみてください!
※記事の情報は2025年8月25日時点のものです。