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「地道が近道」竹脇まりなさんが語る、無理なく続く健康習慣とフルーツの話

「頑張りすぎないフィットネス」で人気を集め、YouTube登録者数435万人を超える竹脇まりなさん。そんな竹脇さんが手がけるウェルネスブランド「mariness」のプロテインが、このほどDoleの「もったいないバナナ」を使った仕様にリニューアルしました。なぜ“規格外のバナナ”だったのか。そこには、竹脇さん自身が大切にしてきた「完璧じゃなくていい」という価値観に通じるものがありました。

おいしくないと、プロテインは続かない

――まずは今回の「もったいないバナナ」を使ったプロテインが完成したとき、どんな感想を持ちましたか?

率直に、「おいしい!」と思いました。プロテインは、やはりおいしくないと続かないんですよね。なのでプロテインを作るうえで味へのこだわりは本当に強くて、開発のときはいつもスタッフみんなでラボに行って、すごく細かく味を調整するんです。

毎日飲むものだからこそ、続けられるおいしさが第一。今回、「もったいないバナナ」を使うことになって、最初は「どんな味になるのかな?」と思っていましたが、実際使ってみるとすごくおいしく仕上がって。「あれ、今までのものよりおいしくない?」って思ったくらいでした(笑)。

ドール「もったいないバナナ」とコラボしたプロテイン商品について語る竹脇まりなさん

竹脇 まりな(たけわき まりな)さん
フィットネスインストラクター。「健康を通じて、もっと自分を好きになる。」をモットーに、フィットネスや健康的なライフスタイルを発信。SNS総フォロワー数は500万人超。自身がディレクターを務めるウェルネスブランド「mariness」は、シリーズ累計販売数180万個を突破。

――おいしさのために、大切にしているポイントはありますか?

一口目だけじゃなく、最後までおいしく飲み切れるということですね。プロテインは200mlくらい飲むものなので、途中で飲みづらくなると続きません。ですから最初から最後まで気持ちよく飲める味であることを大事にしています。

それから、水で溶かしておいしいことを基本にしつつ、豆乳や牛乳で割ったり、フルーツと合わせてスムージーにしたりと、アレンジは人によってさまざまなので、あえて味に余白を残すことも意識しています。

――これまでにもさまざまなフレーバーのプロテインを展開していますが、今回原料に「もったいないバナナ」を選んだのはなぜですか?

もともと、バナナ味はお客様の声から生まれたフレーバーで、人気が高かったんです。一方、ブランドを続ける中で、環境への取り組みも考えるようになりました。そのきっかけが、チョコレート味のプロテインです。

2024年に、温暖化や現地の雇用の問題などによってカカオの調達が難しくなり、「このままではおいしさを守れないかもしれない」という問題に直面したんです。それで、これからは、環境に配慮したものづくりをしていかないと、いいものを届けることができなくなるんだということを痛感して。

そんなときに出会ったのが、「もったいないバナナ」でした。味や品質には問題がないのに、見た目やサイズなどの理由で規格外になってしまう「もったいないバナナ」は、「おいしいものを届けたい」という思いを守りながら環境にも配慮できる、私たちにとてもマッチした取り組みだと感じました。

▼Dole「もったいないバナナ」についてはこちら!

marinessブランドから発売された、もったいないバナナを使ったプロテイン

――毎日飲むもので社会貢献につながるなら、生活者としても嬉しいですよね。

私は一人の生活者として、フードロスのために何かを選ぶことって、現実には難しいと思っているんです。環境のためになるとしても、自分にフィットしていなかったり、メリットを感じられなかったりすると、なかなか購買につなげるのは難しい。だからこそ、まずは「おいしい」が先でいいと思っています。おいしくて続けられるものを選んでいたら、結果的に環境にもいいことになっていた。私はその流れが一番自然で現実的だと思っています。なので今回のコラボも、まずは「おいしいプロテイン」として知ってもらえたらうれしいですね。

人生を『他人軸』で生きていた会社員時代

――竹脇さんは「mariness」というブランドを、どんな想いで展開しているんですか?

「mariness」は、“もっと自分を好きになる”を応援するウェルネスブランドです。食品だけでなく、休息やリカバリーをサポートするアイテムも展開しています。

この“もっと自分を好きになる”というテーマを、私はとても大切にしているんです。私自身、もともとはすごく人と比べてしまうタイプで、自分に否定的な言葉をかけてしまうことが多くて、そこから抜け出したいという思いがすごくあったんです。でも、健康的なことをしていたら、自分をほめられる瞬間が増えた。私にとって健康は、もっと自分を好きになるための、すごくよい手段なんです。「mariness」のコンセプトは、そんな思いから生まれました。

竹脇さんがプロデュースするブランド「mariness」

――「もともと人と比べてしまうタイプ」とは今の竹脇さんからは想像がつきません。

現在の活動を始める前、私は会社員で営業の仕事をしていて、そこは数字で評価される世界でした。数字で結果を出せたら認められた感じがするけれど、人よりできていないと落ち込んでしまう。なんでも人と比べてしまって、人生を「他人軸」で生きていたんです。

でもフィットネスに出会ってからは、「自分にフォーカスする」という選択の心地よさに気づいたんです。なのでSNSで発信するときも、自分や人を否定するような言葉は使わないようにしています。といっても、ポジティブな言葉をかけるわけではなくて、ネガティブな言葉をなるべく少なくしている、という感覚です。そうすることで結果的に、ニュートラルな部分やポジティブな部分が、みなさんに伝わっているんじゃないかなと思っています。

――そうした価値観がブランドづくりにも影響しているんですね。

そうですね。私はもともと完璧主義で、何事も100点じゃないとダメだと思っていました。でもそれって、人からどう見られるかをすごく気にしていたからで、そういう考え方ってやっぱりしんどかったんです。

でも、フィットネスや健康的な生活に出会ってからは、完璧じゃなくていい、100点でいることより50〜60点でいいから長く続けることのほうが大事だなって気づいて。たとえば、1週間のうち1日だけ、朝早く起きて運動して、食事も完璧に整えて、夜はお酒も飲まないという理想的な日を過ごしても、残りの6日間がカップラーメンという生活だったら意味がないですよね。

結局、無理なことは続かない。だから私は、よく「地道が近道」と言っているんです。地道って遠回りに見えるけれど、健康においては、それが一番近道。だからこそハードルを低くして、続けることが第一。そのほうが、そのときどきの自分に合ったやり方をフレキシブルに選んで続けていける。ブランドづくりでも、どうやったら続けやすいか、どうやったら日常の中で取り入れやすいか、ということをすごく意識しています。

――「人と比べなくていい」「完璧じゃなくていい」というメッセージは、規格外でも価値を見出す「もったいないバナナ」のコンセプトと、どこか通じる部分がありますね。

すごく共通する部分があると思います。「もったいないバナナ」って、見た目とかサイズが規格に合わないだけで、味や品質にはまったく問題がない。人も同じで、芯がちゃんとしていれば、完璧じゃなくてもいいと思うんです。そういう部分が共通していると思います。

もったいないバナナ

フルーツは卵やお米と同じくらい、切らしたくない存在

もったいないバナナを食べる竹脇まりなさん

――普段フルーツはどんなタイミングで取り入れていますか?

フルーツはめちゃくちゃ好きで、よく食べています。朝や間食で食べることが多いですね。

昔から家に必ずあるのは、バナナとパイナップル。バナナは食べやすくて、持ち運びにも便利。糖分もあるので、おにぎりみたいな感覚で、運動前のエネルギー補給としても取り入れやすいです。

パイナップルは、間食でよく食べています。外で仕事をするときには、いつもコンビニでカットパイナップルを買って行きます。パイナップルならビタミンやミネラルが摂れますし、保湿効果もあるそうですよね。低カロリーで満足感もあるので、お菓子よりフルーツを買うのが習慣になっています。

――フルーツを食べるのが習慣になっているんですね。

冷蔵庫の中の卵とか、お米と同じくらい、切らしたくない存在ですね。

娘もフルーツが大好きなので、普段おやつとしてよく食べさせています。お菓子ではなく、できるだけホールフード*を食べさせたいと思っていて、フルーツやドライフルーツ、干しいもみたいな、素材をそのまま食べられるものを選んでいます。娘はフルーツがないと不機嫌になっちゃうくらいです(笑)
*ホールフード…素材を丸ごと、なるべく未加工・未精製のまま食べること

娘は今3歳なんですが、2歳のときに家族写真を撮る際、「せっかくだから、一番好きなものを持って写真を撮ろう」という話になったんです。大きくなると、当時何が好きだったかって意外と忘れてしまうので。そのとき娘が選んだのが、納豆とバナナだったんです(笑)。その写真を見ると、「あのときバナナ大好きだったよね」と思い出せるので、すごくいい記念になりました。

自分を好きになることは、一生続くプロセス

――竹脇さんにとって「健康」とは、どんな状態ですか?

「mariness」ブランドとして定義している健康は、「食事・運動・休息を通じて、心と体が健やかな状態にあること」です。ただ、食事・運動・休息はあくまでも手段で、これらを通して、結果的に「今の自分、ちょっといいかも」と思える状態になっていることが、すごく大切なんじゃないかなと思うんです。そう思える状態って、心の面でもすごく健やかだと思いますし、前向きな気持ちでいられる。

逆にずっと自分を否定している状態だと、体の状態もあまりよくなかったりする。なので究極は「今の自分っていいじゃん」と思えている状態。それが心と体の両方の意味で健康な状態だと思います。もちろん、なかなかそう思えないときもあると思いますが、そういう状態を目指すことが、健康につながっていくと思います。

娘とのバナナエピソードについて語る竹脇さん

――竹脇さんご自身が、「もっと自分を好きになれた」と感じるのはどんな瞬間ですか?

正直に言うと、「今の自分が大好きです」と言い切れるかというと、まだそこまでではないんです。ただ、今は、それも含めて「これも自分だよね」と思えるようになってきました。

たとえば、柔軟に考えられるようになった自分だったり、少し肩の力を抜いて物事を考えられるようになった自分だったり。そういうところを「いいじゃん」と思える瞬間が増えた気がします。

自分を好きになることって、たぶん一生続くプロセスだと思うんです。完璧なゴールがあるわけではなく、その過程で、少しずつ自分を受け入れていくものなんじゃないかなと思います。そう考えると、やっぱり大事なのは、日々の習慣や、自分を大切にする行動を続けていくことなんですよね。それが結果的に、自分を好きになることにつながっていくんじゃないかなと思います。

――最後に読者に向けてメッセージをお願いします。

私も、みなさんと同じように、「もっと自分を好きになりたい」と思っているひとりです。そんな私も、健康的な生活や、周りの人や環境のためになると思えることをしていたら、不思議と自分を好きになれてきました。みなさんも完璧を目指さなくていいので、まずは目の前にある小さな行動をひとつ選んでみてください。その積み重ねできっと変わっていけると思います。

※記事の情報は2026年4月20日時点のものです。